この間、風邪をひいた。
鍼灸や漢方薬のお世話になり始めてから、あまり風邪をひかなくなってました。
でも風邪はひいたけど、前なら熱が出てたのに出なかった。
漢方の先生いわく、漢方薬を飲んでると風邪を引きにくくなる人は多いんだそうです。
漢方薬で体も丈夫になってくるのかな。
乾燥に良い食材
最初は喉がすごく痛くなって、イガイガして少し咳が出た。
鼻をかんでも鼻の奥にしがみついて取れない鼻がしつこく続きました。
とにかく喉の痛みが強かった。
漢方の先生いわく、そういう時は乾燥してるんだそうです。
漢方薬も貰ったけど、食べ物ではゆり根を食べると良いとのこと。
ゆり根は、肺や肌を潤す作用がある。
肺や器官を潤して咳を止める働きがあるほか、肌に潤いを与えるので吹き出物とかにも良いそうです。
ゆり根は漢方の生薬にもなってます。
漢方の先生は、
冬に茶碗蒸しにゆり根を入れて食べるでしょ?
理にかなってるんですよ。
食べ物って面白いんですよ。
ゆり根と卵、どちらも体を潤す食材なんだそうです。
これを組み合わせて食べる茶碗蒸し、この季節にばっちりの食べ方なんですね。
ほんと、食べ物って面白いな~。
ゆり根の旬は、11月~2月。
今スーパーに行くと、おがくずの中に入ったゆり根が売られてます。
不眠や不安感、イライラなどを和らげるのにも効果があるそうです。
私は手軽に、お昼に雑炊作った時に入れたりお味噌汁に入れたりして食べてます。
ゆり根の五性は涼。
体を冷やす食材なので、胃腸の調子の悪い時や下痢をしている時には控えた方が良いそうです。
茶碗蒸しでなくても、簡単に取れる方法でもいいので程よく取っていけたらいいですね(^^)
食べ物と漢方薬
昔の人は季節ごとに必要な食材を美味しく食べて、養生してたんだな。
なんで昔の人はわざわざ勉強しなくてもそういう事がわかったんだろうね。
漢方薬は、言ってみれば食材から成り立ってるようなもの。
全部がそうではないけど、食べ物で漢方薬の生薬になってるものも多い。
漢方薬を飲んでて風邪を引きにくくなるのなら、食べ物も正しく食べれば体が丈夫になるってことじゃないのかな。
現代人は、手に入れたものも多いけど、手放したものも多いと思う。
昔の人が自然にわかったことが、わからなくなってる。
感覚が鈍くなってるのかな。
本を読んだり先生に教えて貰ったりして、覚えていくしかない。
自然に寄り添った生活をしたいな~って最近ほんとに思います。
今は夏の野菜も冬に買えるし、年中いつでも買える。
トマトだってきゅうりだって、年中買える。
旬も何もわからなくなってしまって、食べ物に対して無頓着になってる。
旬の食べ物を知ることや自分の体に必要な食材を食べること、当たり前なのに出来てないな。
体は食べたもので出来てるんだから、大事ですよね。
自然の力を最大限もらって、体の中から整えていきたいですね(^^)
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