今読んでる本
「ずぼら瞑想」川野泰周
作者は精神科・心療内科医で、お寺のお坊さん。
この本は瞑想のやり方を書いてあるだけじゃなく、瞑想ってなんだ、何に良いのか、どうやればいいのか。
瞑想って言われると堅苦しい感じでむむむ…となりますが、それがそんなに固いものじゃない。
タイトルからしてもわかるように、ずぼらさん向け。
ずぼらな方が瞑想は続くんだそうです。
真面目だと、きちんとやらなきゃって思うあまりしんどくなってやらなくなったりする。
私そのタイプ。もれなく続いてない(^^;)
良いのわかってるけど…
瞑想やると良いよって鍼の先生にも前から言われてて、何度となくやってはみたのですが、なんか続かない。。
やってても全然心地よく無くて、やってる間もずっと考え事してるし意味あるのかわからん(´ー`)
スッキリする感じもないし、やってはみても続かない、の繰り返しで今に至る。笑
そんな私でも出来るかなと、この本を手に取ってみました。
この本では、じーっと座って瞑想するっていう「ザ・瞑想」じゃないやり方が書いてある。
座って瞑想が出来るならもちろん出来るに越したことないけど、出来ない、心地よくないって人にも出来る方法で、瞑想の極意みたいなものを教えてくれてます。
頭がいつもガヤガヤ
私が普段困ってることは、いつも頭の中がごちゃごちゃと考え事でいっぱいなこと。
常に何か考え事してて脳が疲れる。
脳が疲れて体もしんどくなる。
漢方の先生にも考えすぎって注意されるけど、止められなくて困ってました。
この本は、脳の疲れの正体についてしっかり解説してくれてます。
あ、これだ!ってことが書いてあった。
人間の脳は、起きてる時間の50%もマインドワンダリングの状態で過ごしてるそうです。
マインドワンダリングとは、心ここに在らず、何かをしながら別のことを考えてる状態。
この状態の時の脳は、エネルギーがものすごく消費されてるんだそうです。
だから疲れる。
これを読んだ時に、これだ、だからいつも脳が疲れてしんどい感覚があるんだ!
このマインドワンダリングを止める方法が瞑想。
体が疲れたら休息しますよね。
脳が疲れたから休もうってあまり意識したことないけど、瞑想で脳と心が休まるんだそうです。
日常に集中できればOK
その瞑想も、じーっと座って目を閉じて、みたいなものじゃなくて良い。
日常やってることに集中すれば良いんだそうです。
キャベツの千切り、納豆をかき混ぜる。
呼吸、歩く、食べる、掃除、歯磨き。
普段あたりまえにやってることでも、それに集中することって無いですよね。
やりながら頭は別のことを考えてる。
集中することで、脳を休ませてあげるんだそうです。
そういうものなら出来そうな気がしませんか?
この本まだ読みかけなんですが、出来そう!と思ったことからやってます。
歯磨きとかすごく良いですよ(^^)
一本一本集中して歯磨きすると、頭は何も考えてない。しかも1日3回も出来る!
ほんの1分でいいから何かに集中する。
やり出してから、少し頭が楽になって来てる気がする。
心ここに在らずになったら、止めようって意識が出来るようになってきてます。
いつもざわざわガヤガヤしてた頭が、ここ何日かは落ち着いてリラックス出来てる。
リラックス出来ない、やり方も分からないのが悩みだったけど、それを教えてもらいました。
GoogleとかMicrosoftといった企業でも取り入れられてることでも有名なマインドフルネス、いわゆる瞑想。
わざわざそのための時間を作らなくても、日常の中に取り入れてやればいいなら続きそうな気がする。
本日のことだま
「ストップさまよう脳!頭も心も休ませてあげましょう」
働きすぎの脳に休息をあげたいですね(^^)