2番目の心療内科
新しく変えた心療内科で、仕事を休むようにアドバイスされます。
この心療内科には、今もずっと通っています。
適応障害か軽いうつ
新しく変えた心療内科での診断は、適応障害か、軽いうつ。
仕事を休んで症状が良くなるようなら、適応障害。
あまり改善しなければ軽いうつの可能性もあるとのことでした。
「仕事を休んだ方がいい。会社に休職制度はありますか?」との話がありました。
本格的に体調が悪くなってから約1年。
仕事も行けたり休んだりの状態で、自分でも限界にきていました。
有給を全て使って1か月ぐらい休もうかと考えていたところでした。
休んだ方がいいと言われて心の底からほっとしました。
幸い会社に休職制度があったので、仕事の調整をつけて、1週間後には休職することになりました。
休職期間は最大で10か月。
長くても2~3か月ぐらいで戻れるだろう、とこの時は気楽に考えていました。
とにかく休めば、このしんどさもきっと治る。とにかく休みたかった。。
休職
心療内科の先生からは、好きなことをしてゆっくり過ごしてください。とのアドバイスでした。
通院や気になることなどは検査に行って、その他の時間はゆっくり過ごしました。
調子の落ち着ている日は少し散歩したり、映画を見たり。
ゆる~く過ごしていました。
父親の入院
休職から約1か月後に、父親が体調を崩し入院します。
父親は今から約15年ほど前に大病をして後遺症が残り、施設で生活していました。
普段は施設で見てもらっていますが、通院や入院となると家族が付き添わなければいけません。
この期間は、ゆっくり休むことができませんでした。
手術をして2か月ちょっとで退院して施設に戻れましたが、余命半年。
延命治療をするかしないかといった判断も必要で、その時の私には大きな負担になった出来事でした。
父親のことがあってから、私の体調はさらに悪くなりました。
吐き気、めまい、動悸、不整脈、寝られない、不安。。
あの嫌なザワーっとする症状も時折出て、とてもしんどかった。
特に、食べられない。
食べようとしても入っていかない。
10キロ痩せました。
消化器内科で胃カメラの検査も受けましたが、結果は異状なし。
心因性のものだと言われ、栄養剤を処方してもらっていました。
栄養剤は、トロっとしたものすごく甘い飲むタイプのものでした。
味は何種類かありました。
コーヒー味、ミルク味。。
不味くは無いけど、やっぱりご飯が食べたいです。
このあと、母親も1週間ほど入院をしたり、とにかく自分を休ませてあげることに集中することができません。
そんなこんなで、休職してからも体調は一向に良くなりませんでした。
会社には2か月に1回面談に行って、様子を伝えます。
これがかなり辛くて、もう電車に乗ることも怖くなってました。
途中でしんどくなったらどうしよう、帰ってこれるかな…
この時の私には、この面談もプレッシャーになっていたようです。
薬
この辺りの時期に飲んでいた薬は、
- メイラックス:晩(1・5錠)
- ワイパックス(頓服):不安時に1錠
- リスミー(頓服):寝られないときに1錠
といった処方でした。
前に飲んでいたグランダキシンは、効果がよくわからなかったので先生の指示でやめています。
メイラックスは1錠から1.5錠に増えました。
自律神経失調症
結局、休職しても良くならなかったので適応障害ではなく、うつでもなさそうだとのことで、
診断は「自律神経失調症だと思います。」
自律神経失調症って何なんだろう。。
良く聞くけど、病気なのか何なのか、よくわかりませんでした。
退職
10か月の休職期間はあっという間に過ぎてしまいました。
仕事は辞めたくなかったです。
10年務めて、スキルアップもしてきていました。
でも仕方ない、一旦仕切り直そう。
そんな気持ちと、あ~無職になる、この先どうなるんだろう。。
出口のないトンネルを歩いてるような、不安で複雑な気持ちでした。
読んで頂き、ありがとうございます。