不調の始まり
2016年秋、最初の数か月の様子です。
この頃は、残業の多い仕事にひたすら打ち込み、家での大きなストレスを我慢することが続いていました。
残業は月80~100時間になることもしばしばでした。
どうしても体調の悪い日は早めに切り上げたりはしていましたが、仕事はどんどん入ってきます。
体調の落ち着いている時は趣味のゴルフに行ったりも出来ていたので、まさか自分が体を壊す直前だなんて思ってもいなかったのです。
なんかしんどい…
最初はよくあるちょっとした体調不良だろうぐらいに思ってました。
それが、治ってはまたしんどいを繰り返すようになり、変な症状が出るのが気になっていました。
変な症状「ザワー…」
倦怠感が出るときに、腰あたりから頭にかけて、ザワーっと何かが上がる感じ。
その後、血の気が引くような感覚。
このザワーが来ると、ものすごくしんどくなって動けなくなりました。
めまい、動悸、息苦しい…色々な症状も同時に出ます。
このザワーは、体調不良の一つの目安になっています。
(現在も体調の悪いときにはこれが出ます。)
一度しんどくなると、数日から数週間単位で体調が悪く、仕事にも行けない日が増えてきました。
薬疹
急に唇がチリチリして唇全体が腫れあがり、次の日には唇全体に水ぶくれができ、更にただれるようになりました。
太ももにも一か所、唇と同時にチリチリが始まって直径15㎝ぐらいの大きさで真っ赤に腫れる場所がありました。
皮膚科に行くと、ヘルペスかもしれないし、もしかしたら薬疹かも…と言われました。
検索すると、薬疹とは、薬によって生じるアレルギーと書かれています。
この時はステロイドの塗薬を処方され、今後、飲む薬と体調を記録していくようにアドバイスを受けました。
これが私の体調日記の始まりです。
この症状は10日ぐらいで治るのですが、また何かのきっかけで繰り返すようになりました。
別の皮膚科ではヘルペスと診断されたこともあって、当時はヘルペスだと思っていました。
何度か症状を繰り返し、新しくかかった皮膚科で薬疹と診断されました。
初めて症状が出てから約1年ちょっと後のことです。
怪しい薬をピックアップしてパッチテストをしましたが反応は出ず。
ですが、体調日記のおかげで、私の場合、怪しいのは抗生物質だと見当をつけることができています。
唇がただれる直前に飲んでいた薬で、共通しているものが抗生物質でした。
それまでにも飲んだことのある薬で、おかしくなったことなど無かったのに。
見当がつくまでは何度も症状を繰り返し、本当に辛かったです。
唇全体がただれているので、食事、飲み物、歯磨き、顔を洗う…何もかも大変でした。
抗生物質が怪しいと見当がついてからは、その薬は飲まないようにしています。
それからは薬疹の症状は出ていません。
ですが、いずれは原因薬を突き止めておかないといけないとは思っています。
こういったこともあるので、体調日記は本当におすすめです。
インフルエンザ
この年は、11月の中旬にインフルエンザにもかかりました。
まだやっと予防接種が始まろうかという時期でした。
最初は熱もそこまで高くなく、かかりつけの病院に行くと、風邪薬と抗生物質を処方されました。
この時はまだ薬疹と診断もついておらず、当然、原因薬もわかってません。
薬疹の症状も出てしまい、どんどんしんどくなり、大きな病院に行きました。
病院の車椅子を借りないといけないぐらいのふらふらの状態でした。
何か大きな病気になってしまったんだ…と思うぐらいしんどかったのですが、結果インフルエンザ。。
薬疹も合わさって、余計しんどかったのかも。
とにかくダブルパンチのとんでもないしんどさでした。
毎年かかるわけでは無いインフルエンザに早い時期にかかったのも、もう体が参ってたからかなと思います。
最初の4か月ぐらいは、こんな感じの症状を繰り返しながら過ごしていました。
体に出ている異変は、心と体に負担がかかっているというサインです。
体が信号を出してくれています。
まとめ
当時は、休息が必要だということもわからなくなっていて、溜め込んでいた親に対する大きなストレスにも目をつぶってました。
そのストレスから逃げたくて、仕事に打ち込んでいたのかもしれません。
だけどそれでは、心も体も当然ギブアップしますよね。
心と体を休める。
大きなストレスからは、逃げるのではなく避難する。
この時にそれが出来ていたら、この後の結果は違っていたのかもしれません。
とにかく今できることは、今を大事に、心と体をしっかり休めること。
回復に向かって、ゆっくり一歩ずつ。
読んで頂きありがとうございます。