本格的な不調
体調不良が始まってから約4か月後。
朝、会社に着いたとたんに、ものすごくしんどくなりました。
腰あたりから頭にかけて、ザワーっと痺れがあがってきて、そのあと血の気が引くような感覚。
急にぐーっとしんどくなり、息ができない…
手足も冷たくなって、めまい、動悸、不安、もう座ってもいられない。
なんだこれ。
私どうなった?
その日は、会社の診療所で横にならせてもらい、午後に少し落ち着いたところで帰宅。
早く帰りたかったけど、動けなかった。
ザワーが何度も何度も襲ってきて、私、死んでしまうのかな。。と思いました。
それぐらい怖かった。
自律神経の乱れ
なんとか帰宅して、夕方一番にかかりつけの内科に行きました。
「自律神経が乱れてるかもしれない。漢方が効くといいんだけど。」
その日は点滴を打って貰い、漢方を処方して貰いました。
点滴で少し楽になるような気がしていました。
ビタミン点滴と血管痛
この日の前日にもこのかかりつけ内科で点滴を打って貰っていました。
この時期は、この先生のところに通いまくっていて、本当にお世話になりました。
若いころからお世話になっていた、かかりつけの先生でした。
今は残念ながら亡くなられてしまったのですが、体調の悪さと不安からしょっちゅうやってくる私に、嫌な顔ひとつせず色々と対策を考えてくれました。
とても感謝しています。
点滴は、ビタミン点滴というもので、疲労回復に効果があるようです。
ただ、中には血管痛が出る人がいるそうで「もし痛みがあるようならすぐ言ってね」と言われました。
(血管痛? ふーん、そんなのあるんだ。)ぐらいの感じで聞いてました。
点滴を入れてから約20分後。。
…なんか痛い。これまでにあまり感じたことのない変な痛み。
え?血管痛?
腕全体、奥の方でズーンとするような、我慢してると強くなってきました。
私「…すみません、なんか痛いです。。」
看護師さん「血管痛かな、ビタミン止めて普通の点滴にしますね。」
なんか色々と不具合が出るようになったのかな、私。。
とても不安が強くなっていました。
漢方薬
- 十全大補湯
- 加味逍遙散
- 当帰芍薬散
- 六君子湯
この頃は、これらから体調の様子を見ながら、2種類ほど組み合わせて処方されていました。
漢方薬についてはまた別記事で書きますが、ここから約2年半後、漢方専門の先生に出会えます。
それまでも、かかりつけの内科でずっと漢方は貰っていましたが、効果がイマイチわからなかった。。
ですがその漢方専門の先生の処方で、漢方薬が良く効くようになりました。
今も漢方薬に毎日助けられ、日々過ごしています。
更年期障害の検査
当時45歳ですし、もしかして更年期障害ってこともあるのかなと思い、婦人科で更年期のホルモン検査を受けてみることにしました。
血液検査をして、結果は4~5日後。
。。。。。。。
結果は異状なし。
「更年期障害ではないですね。不安神経症か自律神経失調症かな、心療内科へ行ってみて下さい。」
心療内科…?
私が?
そんな感覚でした。
不眠
デパス
不眠の症状も出ていました。
とにかく寝られない。
仕事は、行けたり休んだりという状態になってましたが、行けた日も寝られないのです。
ほとんど一睡も出来ずに仕事に行った日も、やっぱり眠れないのです。
眠れない日が何日も続くと、辛いです。
かかりつけ内科の先生に相談して、最初に処方されたのはデパス。
これはすぐに目が覚めてしまい、目が覚めるともう朝まで寝られないので、1週間ほどしか飲みませんでした。
ベルソムラ
次に処方されたのがベルソムラ。
新しいタイプのお薬で、副作用も出にくいとか言われたような記憶があります。
だけど私には合わなかったようで、飲んだら息が出来なくなりました。
いや、実際には息は出来てるんですが、眠気がくると息が止まりそうになる感覚。
吸って吐いて、落ち着け…落ち着け…と自分に言い聞かせてましたが、ダメだ、もう無理。。
近くの救急病院の夜間救急へ行きました。
。。。。。。。
酸素濃度も血圧も異常なし。
当直の先生は「副作用では無いし、息は吸えてるから大丈夫。少し過呼吸気味になったんだと思います。」
帰っていいと言われましたが、まだ息は吸えない感覚で怖かったので、待合室で1時間ほど座ってました。
それからなんとか帰宅して、眠気がくると息が止まるのでウロウロ部屋の中をウロついてました。
薬の効き目が切れたのか、夜中の2時頃になって症状は落ち着きました。
21:30頃 ベルソムラを飲む
23:00頃 眠気が来ると同時に息が出来なくなる
23:30頃 夜間救急へ行く
2:00頃 落ち着く
体調日記によると、こんな感じでした。
ここまで約2週間。
一気にガクンと悪くなりました。
呼吸が苦しい、めまい、動悸、不整脈、眠れない、あまり食べられない。。
そしてとにかく不安が強く、心がザワついたような状態になっていました。
この後すぐ、心療内科へ行くことになります。
読んで頂き、ありがとうございます。