糖質制限
体調を崩してから半年後。
自律神経専門の整体院に、週一回のペースで通い始めました。
通い始めて1か月ぐらいしたとき言われたのが、
糖質制限をしてタンパク質を多めにとる食事指導
その先生の説明では、
- 糖質制限をすると、タンパク質をエネルギーに使うように体が変わってくる
- そうなると自律神経が安定してくる
という説明でした。
甘いものはもちろん、お米、うどん、パンなどの糖質も出来る限り制限しました。
とにかく早く体調を回復させたくて真面目にやってました。
内科の先生に怒られる
糖質制限をして4か月ほど経った頃、かかりつけの内科の先生にその話をする機会がありました。
糖質制限して、タンパク質を多めにとる食事療法してるんです。
それダメですよ!
誰に言われたの?医者?
医者じゃないならすぐやめて。
普段は穏やかな先生が、少し厳しい口調になってそう言われました。
私は前から腎臓のクレアチニンという数値が少しだけ高め。
タンパク質を多くとると腎臓に負担がかかるのでダメだとのことでした。
そして、痩せてきてました。
ええ!あかんやん、すぐやめよう。。
糖質制限は速攻でやめました。
その4か月の間も体調が良くなることもなく、しんどい状態は続いてました。
その整体院には半年ほどで行くのをやめましたが、
その先生が言ってくれた言葉で、心の支えになった言葉があります。
必ず治ります。人間の体はそういうふうに出来てるんですよ。
体は常に治ろうとしてる。
ケガしても、カサブタが出来て治っていく。
いつでも体は治ろうとしてる。
鍼灸
整体をやめてから約3か月、良くなる気配も全くなく、ネットで情報を探して鍼灸に行ってみることにしました。
見つけたHPには「経絡鍼灸治療で、体を根本から見直す治療」と書かれてます。
鍼ってなんか怖いけど、良さそうだし行ってみよう!
糖質制限の代償
初回の問診で、これまでの体調のことや食事のこと、色々と話をしました。
糖質制限をした期間がある事も話すと、
その糖質制限は良くなかったですね。
と言われました。
後日、先生の知り合いの管理栄養士の方にそのことを聞いて下さったそうです。
その栄養士の方は、糖質制限のせいで余計悪くなってる可能性があると言われたそうです。
反省
糖質制限を言われた時に、すぐかかりつけの内科の先生に相談すればよかった。
それをしなかった事が、私の一番の失敗です。
糖質制限を否定しているわけではありません。
健康な方には問題ないことだろうし、それで体調が整う場合もあるのかもしれない。
でも通い始めてすぐだったし、整体の先生は私の体のことを全部知っている訳じゃない。
自分に合わない糖質制限が、体調不良が長引く一因になってしまった可能性もある。
当時、私の体のことを一番わかってくれていた内科の先生に、その食事療法が私の体には良いのかを確認しないといけなかった。
腎臓が前より悪くなった訳ではなかったので良かったんですが、糖質制限をして体力が落ちてしまったんだと思います。
体調の悪いところに体力が落ちるような事をしたら、そりゃ余計悪くなりますね。
その鍼灸には今も続けて3年間通っていて、季節の養生、心の持ち方など、大事なことを色々とアドバイスしてもらっています。
バランスよく、まんべんなく、美味しく食べるのが大事だよね。
私の失敗が、少しでも参考になれば幸いです。