最初の心療内科
とにかく不安が強くなっていて、寝られない、息が苦しい。。
抵抗感はありましたが、心療内科に行くことにしました。
電話してみて知りましたが、心療内科って混んでるんですね。
今のかかりつけの心療内科も、予約が取りづらいです。
それほど、心と体に不調を抱えている人が多いという事ですね。
予期不安
「いつでも来てください」と言ってくれたところがあったので、もうなんでもいいからそこへ行くことにしました。
先生は優しい感じで、私が話すことをしっかりと聞いてくれて、わかってくれました。
診断は、予期不安。
「何かベースからおかしくなってるんじゃない。
また息が出来なくなったらどうしよう、このままもっと悪くなったらどうしよう、と怖くて不安が強く出てる」ということでした。
先生にわかってもらえたことに、とても安心しました。
薬
メイラックスとドグマチール
最初に処方されたのはこの2種類でした。
- メイラックス:朝(0.5錠)・寝る前(1錠)
- ドグマチール:寝る前(1錠)
メイラックスは、抗不安薬。
ドグマチールは、元々は胃薬として開発され、抗うつ剤や抗精神病薬としても使われているそうです。
強い不安感や息苦しい、めまい、といった症状に加えて、胃も不調であまり食べられなくなっていたのでこういった処方だったのかなと思います。
量を減らすのは自由にしていいけど、増やすのはダメ。
最初はこんな感じの処方でした。
少し寝られるようになった
診察に行った翌日には、夜に少し寝られるようになり、息苦しいのも出ていないと、体調日記には書いてあります。
薬が効いてるのと、診察してもらって安心したのもあるんじゃないかと思います。
朝のメイラックスは0.25錠に減らしたりといった調整もしながら、約3か月間はこんな感じで薬を続けました。
仕事も、残業はセーブするように配慮をしてもらいながら、なんとか行けるようになってました。
休みの日には不安はありながらも、出かけることも出来るようになっていました。
ドグマチールの副作用
3か月ちょっとたった辺りで、生理が来なくなりました。
ドグマチールの副作用に、生理不順というのがあります。
血液検査でプロラクチンの数値を検査してもらうと、138.4ng/ml。
基準範囲は、6.1~30.5となっています。
爆上がりです。
よく食べられるようにもなっていて、太ってきていました。
太るのもドグマチールの副作用とのことでした。
わりと食べられるようになっていたし、体調も波はありますが落ち着いている日も多くて、私には合っていたと思います。
これらの副作用で、ドグマチールが飲めなくなったのは残念でした。
ドグマチールをやめてから、約3週間後には生理が来ました。
グランダキシン
ドグマチールをやめてメイラックスのみで様子を見ましたが、1週間ほどでしんどくなりました。
先生に相談すると、処方薬が追加され、以下の2種類になりました。
- メイラックス:晩(1錠)
- グランダキシン:朝(1錠)
グランダキシンは、自律神経を整える薬です。
朝のメイラックス0.25錠は、効果がよくわからなかったので辞めて、晩のみにしました。
その頃の体調
ここから半年程度、この処方で続けるのですが、体調はあまりよくありませんでした。
不整脈がひどくて検査を受けたり、めまいがひどくて検査を受けたり。。
あまりにしんどくて、総合病院の総合内科というところに行って血液検査も受けました。
総合内科では、内科的な異常はないので、心療内科へ行ってくださいと言われました。
また心療内科か…もう行ってます。
一度、心療内科を変えてみたらいかがですか?と言われ、それも有りかもしれないと思い、変えてみることにしました。
心療内科を変えてから3年半、今も続けて診てもらっています。
心療内科を変えること
心療内科を変えることは、とても勇気がいりました。
体調の悪い中、また一から話をして、どんな症状がでていてどのようにしんどいのか。
経過を話すのも大変です。
ですが、それまでお世話になっていた先生も悪くはなかったけど、1年通っていても自分との心のつながりや安心感みたいなものが感じられませんでした。
病院の先生と心のつながりって…と思われるかもしれませんが、心療内科といった心の問題が特に大切な科では必要なんじゃないかなと私は思っています。
今の先生はとても穏やかで、安心して色々なことが話せます。
そして、パソコンの画面ばかり見ている先生も多い中で、体ごとこちらに向けて、私の顔をみて話してくれます。
そして何より、私がどうしたいかという意思をとても尊重してくれる先生なので、思い切って変えて良かったです。
その先生の管理の下、現在はメイラックスの減薬に取り組んでいるのですが、減薬のことについてはまた詳しく書こうと思っています。
読んで頂き、ありがとうございます。