年内ギリギリに年越し蕎麦
うちは大晦日、年が明ける前ギリギリに年越し蕎麦を食べるという習慣がありました。
父親がそうしたかったようで、23時半過ぎあたりから年越し蕎麦を食べ始めて、除夜の鐘を聞きながら年が明ける前に食べ終わらないといけない。
ハイ食べて食べて~!って、チャレンジ企画のような感じ(^^;)
蕎麦も普通に1人1玉。1食分。
晩ごはんもしっかり食べといて、更に蕎麦を食べる。
子供の頃からずっとそうなので、それが当たり前だった。
年越し蕎麦はそうやって、チャレンジ企画みたいに食べるものだと思ってた。
テレビで蕎麦屋の行列を見て
大晦日になると、テレビに蕎麦屋の行列が映し出されます。
朝からもう並んでて、1日中途絶えることなくみんな蕎麦をすすってる。
これを初めて見た時は驚いた!
年越し蕎麦って朝から食べていいの?( ゚Д゚)
除夜の鐘を聞きながら食べないといけないんじゃないの?って。
割と大人になってからもずっとそう思ってました。
蕎麦屋に朝から並んで年越し蕎麦を食べるのは、お店も混むし時間なんて気にしてられないから仕方なくなのかな、なんて思ったりしてた。
いつ食べたっていいんだよ
除夜の鐘を聞きながら食べないといけない決まりなんかないですよね?
別にいつ食べたっていいんだよね。
24時前にお腹いっぱい蕎麦を食べるなんて、考えたらめちゃくちゃ体に悪い(^^;)
軽めならまだしも、普通に1人前食べるなんて今なら考えられない。
父親が病気するまでやってたので、約20年前まで続いてました。
20年前って、29歳頃かな。
でもよく考えたら、その時の両親の歳は今の私の年齢に近い。
この歳で24時にどんぶり一杯蕎麦を食べるなんて、とてもじゃないけど出来ない(-_-;)
よくやってたな。。
母親は面倒なので本当はそんな事したく無かったようで、父親が病気をして施設に入ってからはチャレンジ企画は無くなりました。
今は、大晦日の晩ごはんが年越し蕎麦。
海老天入り♪
それでいいです、それがいいです(^^)
もしかしたら、父親が育った家がそうだったのかもしれないな。
子供の頃からそうだったら、それが普通だもんね。
年越し蕎麦の風習は、江戸時代中期とか後期あたりにはあったそうです。
なんで蕎麦なのかは色々な説があるようですが、共通してるのは縁起がいいとか験担ぎとかだそうです。
一年の厄災を断ち切るという意味もあるそうなので、翌年には持ち越さず年内に食べ終わった方が良いそうです。
地方によって、何時頃に食べるのかも違ってるらしい。
天ぷら蕎麦やニシン蕎麦など、食べる蕎麦にも色々地方色があるそうで、そこらへんも興味深い。
面白いのは岩手県のわんこ蕎麦。
昔は年齢の数と同じ杯数のわんこ蕎麦を食べる、年越しわんこっていう風習があったそうです。
過酷だよね、年齢が上がると増えるんだよ?(^▽^;)
節分の豆どころの騒ぎじゃないよ(笑)
50歳なら50杯、80歳なら80杯!
無理だ…(^^;)
これぞチャレンジ企画。
年越し蕎麦、皆さんはいつ食べますか?(^^)
応援ありがとうございます!