「母がストレス!」と思ったら読む本
アスペルガー母への対処法
司馬理英子
母親がストレス過ぎる!
母親がストレスすぎてどうしようもなくて、本など読んでみる。
何か救いが無いものか…
今回読んだのは「毒母はアスペルガーの傾向があるかもしれないよ」と、たくさんの患者さんを見てきた精神科医の先生の書かれた本。
アスペルガー、発達障害、ADHDなどの患者さんを専門に診るクリニックをされている先生です。
うちの母親も、ただ頑固とか性格が悪いとか口が悪いっていうことではなく、何かしら問題があるのかもしれないと少し前から思ってた。
この本を読んでみると、驚くほど当てはまる。
おかしいと思ったことはこういうことだったのか、自分のしてきた苦労は当たり前だ。
もっと若い時に気付けてたら…と悔やまれるけど、なかなか強力な暗示にかかってました。
母親はアスペルガータイプ
この本では、アスペルガー症候群と診断されるほどではなくても、その傾向のある人をアスペルガータイプと表現して書かれています。
この本に書かれてるそのアスペルガータイプ、うちの母親はいくつも当てはまります。
こういう事だったってわかっても、1ミリも許せることは無い。
だけどこれは脳の問題らしい。
暴言を言ったり人を傷つけても自覚がない。
人の気持ちがわからない。
世の中の毒親と言われる人は、このアスペルガータイプが当てはまる人が多いのかもしれない。
母親と娘、という関係でこういったアスペルガータイプの母親に悩んでいる娘は多いんだそうです。
うちの場合は、おそらく両親揃ってアスペルガータイプ。
本を読んで感じたけど、母親の方はかなり重度だと思う。もしかしたら「タイプ」の域を超えてる可能性もある。
毒親だらけの世の中
なぜ今の世の中は毒親だらけなのか、社会がおかしくなってるのか。
劣勢遺伝の方が強いから、どんどんそういう遺伝子が増えてるのか。
私は自分のような思いをさせたくないから、絶対に子供は産まない、と10代の頃には思ってました。
いつの頃か忘れたけど、負のスパイラルは私で止める、とも思ってた。
そして「自分」と「幸せ」を繋げて考えることが出来ない、自分に未来があるということが想像出来ない状態でずっと生きてました。
「産まなければ良かった」なんて言う親を持つと、自分のアイデンティティなんてとっくの昔に消えてなくなってます。
生きてるという実感もあまり無い。
自分らしくなんて言われても、何が自分なのかがわからないので一番難しい。
こういう親を持つと、うつ病や不安障害といった何かしらの精神疾患を発症することが多いんだそうです。
私の体調不良も、忙しい仕事がきっかけにはなったけど、根本的には親が大きな原因になってるのかもしれない。
よく、子供は自分で親を選んで生まれてくる、とか言いますよね。
それを聞いた時は、そんなわけあるか!と思ったし、もしそうならバリバリに修行しに来たとしか考えられない。笑
それか前世でよっぽど何か悪いことしたのかもしれない。
何にしても脳の問題だから、母親が自分の言動を自覚することは一生無いし、過ちを認めることもないってわかった。
母親の存在に苦しんでる人は、是非読んでみて下さい。脳の問題って思うだけでも、ほんの少しだけ楽になるかもしれません。
こんなだけど、まだ諦めずに粘りたい。
私のやることはやっぱり、せめてここから自分の人生を生きることだ。
本日のことだま
「やるだけやってみよう!」
死ぬ時に後悔しないために。