今日も1日、雨が良く降ります。
雨の日には映画。どれだけ見ても、世の中には面白い映画がまだまだあります。
見どころ
一昨日見た映画「本能寺ホテル」
前から見たかったんですよね。
出演は、綾瀬はるか、堤真一。
どちらも実力派で、歴史好きにも納得できる俳優さん。
何を隠そうワタクシ、プチ歴女。
中でも多くのファンがいる戦国時代は、私ももれなく特に惹かれる時代。
有名な本能寺の変は、歴史好きとしてはたまらない一大事件です。
本当は信長は亡くなっていない説とか、明智光秀の後ろには意外な誰々がいた説とか。
色々な都市伝説的な話には血湧き肉躍る。
この映画は、本当にこうだったらこれまた面白い、と思える結末。
「綾瀬はるかが、本能寺の変の前日にタイムスリップして信長に出会う」というところから話が進んでいきます。
現代の人間が戦国時代にタイムスリップする映画は他にもたくさんあります。
「戦国自衛隊1549」
「信長協奏曲」
「BALLAD 名もなき恋のうた」など
どれも面白いですが、
- タイムスリップしたら自らはどうするか
- 帰れるのか帰れないのか
- 帰れないとしたらそこでどう生きて何を成すのか
ということがテーマのものが多いと思う。
「本能寺ホテル」の見どころは、タイムスリップした綾瀬はるかがどう行動するか。そして更に注目なのは、信長がどうするか、が見どころ。
綾瀬はるか演じる繭子が、本能寺の変が起こることを信長に伝えるか迷うシーン。伝えると歴史を変える事になる。
あなたなら伝えますか?伝えられますか?
私なら…伝えられない、かもしれない。。歴史を変えるなんて大それた事をする勇気がない。
でも目の前にいる信長は、ただの冷酷な人間じゃなかった。助かって欲しい。
葛藤しながらも、繭子は伝える方を選びます。
もし前もって光秀の謀反を信長が知っていたら。
繭子から本能寺の変が起こることを聞いた信長が、どう行動するのか。
そこが興味を惹かれる一番の見どころ。
歴史は変えられる?
みなさんは、信長ならどう行動すると思われますか?
逃げるというのは信長らしくない気もするし、それなら準備して迎え撃つのか?
果たしてどう行動するんだろうとワクワクさせてくれます。
結果まさかの行動に、信長ならそうかもしれないと思いながらも、回避してその後の信長が見たかったっていう気持ちもあって複雑な感情になりました。
そして、なるほどそう来たかと400年の謎の説明もついたり。
そして一つだけ、歴史が変わったことも。
有名なあのセリフ。。
何が変わったのかは、映画をぜひ見てみてください。
歴史好きが楽しめるし、歴史好きでなくてもコメディタッチでとても楽しめる映画です。
堤真一の信長は本物感があって、さすがの迫力。
蘭丸の最後のセリフ「冷酷非道で鬼のようで…どこまでもついて行きたくなる唯一のお方」に納得できる信長ぶりです。
綾瀬はるかも力のある女優さんなので、見ていて飽きずに引き込まれます。
楽しくて感動する、心に残る映画が見たいなと思ったら、オススメの1本です。
本日のことだま
「やりたいことはありますか?」